意味ないことの価値

書き手
H&N共同代表 浜本
先日、エリザベス女王の葬式がありましたね。
国を挙げての葬儀、儀式には荘厳さがあり、
またイギリス国民から心から慕われてる感がありました。
この葬儀もそうですが儀式って
それ自体に物理的に役に立つことはあまりないのですが、
関係してる人には理屈を超えたレベルでとても重い意味がある行為だと思います。
イギリス王室自体に対する国民の畏敬の念って、表面的な理由なんて関係ないレベルな気がしました。
話は変わって。
先日、弾丸ツアーで熊本に行ってきました。
定番の熊本城です。
「浜本清正」に改名できるレベルで似合ってます。
台風に向かって熊本に出発して、次の日の宮崎行きは回避し台風をひき連れて山口に凱旋帰国の旅。
熊本旅行に行って後から感じたことですが、
熊本の方って熊本城に対して理屈じゃない愛着や誇りがあるように感じましたね🏯
これも、意味なんてない自然な心境なんだと思います。
広島人のカープに対する思い入れや、お好み焼きに対しての主張もそうだと思います。
だんじりとか、阿波踊り、ねぶた祭りもそうなんでしょうね。
「無条件の愛」とはちょっと違う気もしますが、これらに対する地元民からの愛着は数値化できるレベルではないと思います。
この感情って本当に無形だけど大きい財産だと思います。
ここまでくると理屈じゃない。
僕らの店舗、サービスも、地域にとってそんな存在まで行かないとダメなんだと思ってます。
「美味い」や「安い」、「映えてる」なんかを超越した
「うちの街には〇〇(H&Nの店)がある!」
ってそれだけで誇って言ってもらえるレベルまで。
ここまで行かないとダメだな。
名ばかりの「地域1番店」なんかじゃなくて。
僕の目指す立ち位置もそう。
「浜本さんって、何してるかよくわからんけど、あの人いるからいいんだよね」
って言ってもらえるレベルに到達したいもんです。
意味はないけど価値がある。
理由はないけど愛されてる。
そんな会社に、そんな男になりたいもんです。
うちの店がケンミンショーの取材に出れる日は来るのでしょうか。
ちょっと大口を叩きすぎた気もするけど…
そんな山口県民が誇れるような店作りに携わってみたい若干自信過剰気味なあなた、うちはいつだって社員募集中だ。
オレハマッテルゼ