発想が逆だった。の話

書き手
H&N共同代表 中西
僕らが展開している店の主役は店長である。
先日、友達に誘われ横浜にライブに行ってきた。
ガンズアンドローゼスのライブ
音楽に興味が無いのでガンズアンドローゼスって名前は聞いたことあるけど、メンバーの名前も曲も1曲も知らない。
大人たちが高いチケット代・飛行機代・宿泊代払ってでも「何が」人をそこまで魅了するのか?を見たくて。
感想。
圧倒的でした。
60歳を超えるおじ様が2時間ぶっ続けで演奏するパワー。
そして、2万人のお客さんもノリノリ。
当然、お客さんは主役であるガンズアンドローゼスを見に来ている。
そしてガンズアンドローゼスは全力でお客さんを楽しませている。
これだ!って思いましたね。
僕らの展開している店も主役はスタッフであり・店長であるべきだと。
日本は特にお客様第一主義的な感じで、お客様が主役でスタッフはもてなす側のイメージが強く実際そうなってる。
逆。
店長・スタッフが主役で、お客さんはその店長やスタッフを見に来ていて・彼等彼女らが作る料理を楽しみに来ている。
という認識に代えないと、楽しい店は作れない。
お客さんに楽しんでもらいたい。
ではなく、
楽しませる。
お客さんを丁寧にもてなすことはとても大事なことではあるけど、もてなして料理を提供するだけなら僕らの店である必要がない。他のお店でも同じことしてる。
ライブ・ミュージカルなど、リアルにお客さんを会場に入れて楽しませるエンタメの主役は演者ですよね。
お客さんも彼らのパフォーマンスを見に来ているし、期待している。
居酒屋も同じで店長・スタッフが主役になり、どれだけお客さんを楽しませることができるか?の勝負をするべき。
ステージは(店)は僕が用意し、店長・スタッフはステージをうまく活用し、ルールを守り自身の個性を爆発させてお客さんを楽しませる。
これが、僕が理想とする居酒屋。
上手くまとめられないけど、
バンドでも主役はボーカル。僕らが展開している居酒屋も主役(店長)で全てが決まる。
主役の考え方ひとつで店が変わる。
店長が主役となり、部下を引き連れて全力でお客さんを楽しませる
接客・料理を利用して全力で楽しませる。
それをお客さんは見に来て、体感する。
そのパフォーマンスが良ければリピートとする。
お客さんは店長を筆頭にチームのパフォーマンスを見に来ている。
僕らがやってるのは飲食業であり、エンタメ。
居酒屋はただ酒が飲める・料理が食える「箱貸し」ではなく、ライブ会場である。
これが僕が造りたい居酒屋で、こういう風に造っていく。
って話。
当たり前じゃん!って話かも知れませんが、発想が逆だと思ったって話。
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