フラットな組織
書き手
H&N共同代表 浜本
最近なんかの記事で見た。
「出世コースなんてなくなってきてる」
って。
出世って、どんどん役職上げていって、部下をたくさん持って、みたいなイメージ。
出世コースっていったら、何をどうやったらとか誰についていったら、みたいな上に上がるためのコースのイメージ。
でも今の若い人(言っちゃった!)達って「出世」を望んでる人ってあんまりいないと思う。
もちろんみんな成功はしたいと思ってるだろうけど
それは失敗したくないの裏返しであったり
ささやかな幸せの継続、みたいな感じかな。
たくさんの人を従えてピラミッドの頂点に、とか金と権力みたいなことを本気で考えてるガッツなやつなんてあんまりいないね。
実際、25歳で初めて飲食店に飛び込んだ僕も、
あまり出世したって自覚はない。
見方によっては出世したのかもしれないけど、
自分の中では毎日自分が仕事としてやるべきことをやってるだけに過ぎない。
ただ役割とか、責任の範囲が広がっただけ。
僕の考える社会人としての成長ってそうゆう事なんだと思います。
ピラミッドの上に向かって登っていくのではなく、
自分の役割の範囲=責任の取れる範囲
を広げていく感じです。
僕や中西もH&Nの全員がフラットな立場にいます。
僕と中西はできる役割の範囲が広かったり、今は他の社員ではできない役割を担ってるだけです。
新入社員からできる役割を徐々に増やしていき、
そのうち店長の役割を担うように
そしてスーパーバイザーの役割を
最終的には僕や中西の仕事を担うことができるようになっていくことが成長であり一般的には出世なんだと思う。
社員みんなができる役割の、トータルの面積が広がっていくことが会社の広がりだと思います。
上に上がる、ってイメージよりも、
自分の出来ることをどんどん広げていく、の方が今の時代に合ってるんじゃないのかなって思ってます。
なんかつかみどころのない話だけど。
そう考えた方がストレスなくやれるんで。
上司、部下とのトラブルやストレスも少なくなると思うよ。
みんなお客さんに満足してもらうためにそれぞれの役割を果たしてるだけだから。
上司だから、とか部下だから、の上下関係ではなく、
その人の知識や能力に応じた役割として「指示をする」だけなのよ。
上司の言うことが納得いかないときは
「彼は僕に指示を出すって役割だから」
って割り切って、その指示を信じてやってみる。
部下がうまく動いてくれないときは
「僕はこの人達に指示を出す役割にふさわしい知識と能力はあるのか?」
って自問自答し日々より良い方法を考えてみるべき。
お客さんに満足し笑顔で帰ってもらえる店を作るために、役職や肩書きで縛られた上下関係なんて要らない。
フラットでいい。
自分の役割に対して責任持ってやり遂げる。
自分に命令するのは自分です。
プロい仕事しよう。
今月アルバイトから社員になったたけちゃん。
どんどんやれること増やして成長していこーぜ!
社員もアルバイトもみんないい笑顔!!
最近の僕の役割は…
なぜか水漏れトラブルが多いので
水道工事屋さんのまねごと。
店舗の皆さん、僕に頼むと何でも治るわけではありません。
そこら辺のご理解、よろしくお願いします。