教祖
書き手
H&N共同代表 浜本
うちの会社の経営理念に
【お客様の期待を超える感動を想像する】
というのがあります。
実際のところ毎日毎回感動ってのもちょっと無理があるので、店舗では
【お客様本位の姿勢で目の前のお客様を満足させる】
に言い換えてます。
言葉って難しいもので、
「お客様本位の姿勢」
って言葉にも受け取り方がいろいろあるみたいで。
人によって「お客様本位」の行動は色々違ってきます。
一つ一つ箇条書きでルール化できるようなもんでもなく、フワッとした概念だから。
僕と中西の間ですら「お客様本位の姿勢」の概念がぴったり一致はしないと思う。
でも会社としてこの「お客様本位の姿勢」を売上を上げるための武器としてやっていくからには、社長からアルバイトスタッフまで全員の共通認識として共有していく必要があります。
そこをここ半年ほど徹底して言ってるのですが、なかなか理解してくれないスタッフもいます。
ちょっと極端に言い過ぎたのか「宗教みたいで嫌だ」なんて言われたことも。
どの行動が「お客様本位」なのかの判断基準も人によっては厳しく感じただろうし、
そもそも「お客様本位の姿勢」が我が社の1番の売りということをきちんと理解してないのかもしれない。
とはいえ「宗教」とはひでーな。
あくまで、お客様に我が社の店舗を選んでもらうための差別化の武器として使ってるだけなんですけどね。
もっと簡単にいえば、H&Nにとって
「お客様本位の姿勢」=「お金を稼ぐための手段」
僕たちは営利企業なんで「お客様本位」が気持ちいいとか信仰してるからやってるんじゃなくて、儲かると思ってるからやってんだ。
極端な話、「お客様本位」よりも「安売り」を前面に打ち出した方が確実に儲かる、って判断したら経営理念も変えるべきだと思うしね。
これは僕と中西、2人の社長が、これまでの経験や今後のことを考えて打ち出した経営理念です。
「お客様本位の姿勢」を信じるかどうか、じゃなくて
これを1番の売りにして勝負してる会社なんだ、
ってこと、いい加減理解してくれよ。。。
ポルシェやフェラーリって車メーカーが、走りの性能に重きを置いた「スポーツカー」にこだわってる、みたいなもんだ。
この部分で宗教って言われると、仕事(商売)が営利目的ではないみたいで、個人的には非常に嫌なんだ。
僕は仕事を自分のライフスタイルを充実させるための手段としてやっている。
今後の人生、家族や友人たちと楽しく生きていくためにやってる。
そのために稼がんにゃいけんのよ。
そのための手段なんよ。
「お客様本位の姿勢」は稼ぐための手段なんだけど、どうせやるなら楽しい方がいいけどね。
頑張って稼ごう!
しかし、個人的には自転車や波乗りで楽しく生きることには営利ではないこだわりがあります。
遊びごとへのこだわりは宗教に近いかも。
これであれば宗教に例えられても否定はしないよ。
きちんと信仰の対象となる宗教を持ってる方に怒られそうだ。
あくまで例えですからね。例え。
でも僕の中で損得じゃなく本当に大切にしてる大きなこだわりの一つです。
ここの充実が僕の幸福なわけで。
まだまだ未熟者ですが、仲間と共に最終解脱に近づけるように日々精進しようと思います。
平和主義なんでジハードやハルマゲドンには興味はないが。
なんなら尊師と呼んでくれてもいいんだぜ。
合掌。