昨日「人」のこと書きましたが、その続き。

「親切な接客」と「清潔な店」っていうのが飲食店の超シンプルな顧客満足。

この大前提ありきですが、飲食店ってお客さんって何に対してお金払ってるんですかね？って話し。

自分で選んで出てきた料理を食べて、その代金を払う。。

様々な飲食店があり、利用動機はそれぞれ。ファストフードと我々が展開する居酒屋では全く利用動機が違う。

そもそも居酒屋なんて無くても誰も死にません。料理も酒もコンビニで買えます。

そんなだれでも知ってることなのに、何故コンビニより2倍も3倍も高い金払ってなんで居酒屋くるのか？デリバリーだって発達して家でも食べれる。

 

「体験」にお金を払ってる。

僕は飲食店や「居酒屋」でしか味わえない「体験」にお金を払ってると考えてます。

僕らは酒を飲む「場所貸し」をしているわけではなくて、ここでしか出来ない「体験」を提供している。

じゃあ居酒屋の「体験」って何よ？って話し。

ニーズではなく、ウォンツを満たす。

ニーズってのは単純に「酒が飲みたいとか」「腹減ったから食べる」っていう単純な状態を満たすやつで、そのピンポイントを満たしてもその場限り。

ウォンツってのは「理想」や「ワクワク」とかで、お客さんの心を満たす。

そのウォンツってのはお客さんそれぞれ違うわけで。そのそれぞれ違うウォンツを引き出してあげるのが「人」による接客。それぞれ違うウォンツに対して、自分や周りが持ってる知識の引き出しからお客さんにとって最適なウォンツを提供する。  そのウォンツが満たされた事が「体験」となる。ってイメージ。

客単価1万円の商売をしているのではなくて、客単価3000円〜4000円。この客単価でそれぞれのウォンツを引き出し、それを実現できれば必ず選ばれるはずです。

居酒屋でも将来AIが発達して、人に頼らなくてもそれぞれに合ったウォンツを出してくれる時代が来るかもしれませんが、居酒屋の一つの強みは「酒」。酒んでるお客さんのウォンツはやっぱり「人」しか引き出せないんじゃないかなー？

 

まぁ簡単に言えば、なぜか分からないけど「なんとなく」いつも行ってしまう店。その「なんとなく」を「人」で満たしてあげればお客さんの心は満足するし、気持ちいいじゃん！

難しいけど、そこで勝てれば痛快じゃん！

 

この「体験」=カスタマーエクスペリエンスが1番のマーケティングであり、販促。

居酒屋の楽しさをお客さんに体験させてやろーぜ！

と、あるべき論を語ってみました。

まぁ、まずは難しいこと考えずに「親切な接客」と「清潔な店」で大丈夫。そのうち物足りなくなって色々やりたくなるよー！

あっ。GWは5月5日までは全店舗休まず営業してます！

一応CM。笑

 

おわり

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