パッションとロジカル
書き手
H&N共同代表 中西
最近。なんで「人の心を満足させる」発想のスタイルで居酒屋やってるんですか?的な質問を受けたので。僕なりの持論。
おそらくその人は、何故そんな大変な道を選んだの?っていう意味で聞いたと思うんです。
まぁ、大変なのは知ってます。
でもなんでか?
まず、僕がそのやり方しか知らない。
僕は18歳から東京でフリーターで飲食店で働いていました。ずっとサービス(接客)の世界で。その店が接客に力を入れて集客して成功してたから。あっ、こういうやり方でも成功するんだって知りました。それからレベルの高い店を自分で探して働いてました。だからそのやり方しか知らない。
次に、東京で独立は考えてませんでした。なんせ東京には猛者ばかりなので。勝てる土俵で戦いたいと思ったので山口で。当時の山口はサービスの「サ」の字も知らないくらいの遅れた居酒屋背景だったので、「勝てる土俵で勝てる技を」ってことでサービスに重きを置いた店で独立。
たくさんお店作って11年くらい経って時代も変わり、日本も変わる。
更に「人」で勝つべきだと。
もちろん会社の理念でも謳ってるのも当然ですが、最近は「人」により「終わりなき居酒屋戦争に終止符を打つ」ことができんじゃね?って思ってます。
「競争せずに勝つ」
これが一番いいです。ストレスないので。
日本は残念ながら将来明るくないです。増税に東京オリンピック後、少子高齢化。 景気が後退すれば富裕層とそうでない人の差が更に広がります。ようは能力の高い人が勝ち残ります。
僕はこれからの外食は「お腹を満たすだけの店」と「価値を提供する店」に分かれると思ってます。ローカルは特にそうなります。何故なら可処分所得が低いので。 「腹減ったから安い牛丼屋で済まそう」って言う人と、「たまにの外食だから絶対に失敗したくないからちゃんとした店に行こう」って感じ。
じゃあなんで「人」で勝負するのか?
単純です。「人」で勝負してる店が少ないから。
いっぱい店を見てきました。でも「人」で勝負してる店が圧倒的に少ない。
だから得意なとこを更に磨いていこうと。
競争が少ないところで更に得意なとこを磨いて「競争せずに勝つ」
これからは「個」の時代、「集落」の時代って呼ばれてますが、これって結局「人」。「物」じゃないんすよね。
だから「人」を高めた方が、会社にも本人にもプラスになると考えてます。
50年とかやってそうな小料理屋とかスナックってどの街にあるじゃないすか。あれ最強っす。
まぁ、一番はお客さんを満足させようって頑張ってるスタッフを見てると楽しいっすわ。
「人」で勝ったら痛快ですわ。
もちろん「人」だけの力には頼りません。「人」以外の戦い方もやってます。ただ一番の武器は「人」です。「人」は真似することができないので。
合理的なだけです。説明は雑ですが。。
パッションとロジカル。
まとまんないのでおわり。
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